〜原書マラソン完走〜
近所の犬の肉球くすぐったら可愛かったっていう半分くらい実録の漫画なので他意はな、ない…です…… 20%くらいしか…
賢者の石〜死の秘宝の原書チャレンジ完遂しました。
炎のゴブレットと不死鳥の騎士団の間がかなり空いたので時間かかったけど、良かった良かった!日本語版だけだと掴めなかったことも結構わかって楽しかったです!
最終巻読むと深い喪失感に見舞われるのは毎度のことなんですが、何度来ても慣れることはなく…ああ…ああああ…………
ヴォルデモート最盛期が70年代あたりなそうなので、親世代がホグワーツにいた頃世の中はもう暗かったわけですよ。その後ヴォル様凋落による平和も、ジェリリはもちろんシリウスは投獄、ルーピン先生は友人を一度に全員無くしまともな職にもつけない状況で過ごしてたんですよね。そして二人とも命を落とし…。
って考えると、ぶっちゃけ親世代って平和のために割を食った世代じゃん!?と憤ってしまって、19年後を読んでもこの景色を迎えられなかった彼らのことを思ってエンドレス虚しさなんですが…
でも多分、この作品が繰り返し伝えようとしたのはそういう事じゃないんですよね。
幸せというのは、環境じゃなくて魂の状態のことであって。
アズカバンの囚人でピーターが「ヴォルデモートに逆らって何が手に入るのか、死しかない」と言った時シリウスが「純粋な魂だけだ」と答えたように、彼らの人生が悲惨なものであっても、魂は純粋で、純粋な魂を持てることそのものが幸福だったのだと信じたいです。