ごはん三昧

おたくが絵描いたりだらだら話してるブログです。版元とは一切関係ありません。

小鳥ルートをクリアして最初に描いたやつ

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小鳥誕の日は夢中で深夜まで絵を描いてたんですが次の日5時出勤だったことを忘れていて死にそうになりながら働きました…笑

 

小鳥ルートのモノローグで印象的だったもののひとつに「冷たい人間になろうとして、失敗してきた小鳥の人生を愛おしく思った」というのがあるんですが(コタさんは詩人だよね…それプレイヤーじゃなくて本人に言え本人に…)これ本当によく小鳥の性質を表していると思うんですよね

 

コタさんが大怪我を負った時、小鳥は相当追い詰められていて、宿り木(と鍵)に「全てを捧げる」と誓って瑚太朗を救いました。それだけ小鳥にとって瑚太朗が重要な存在だったわけです。

 

でも思うんですけど、当時の小鳥と瑚太朗ってそこまでの仲でしたかね?ペロの一件とかはありましたが、全てを捧げるほどではなかったような…。

ただ、瑚太朗が死んだら小鳥にとって近しい人が誰もいなくなってしまうから。それが小鳥を突き動かしたように思います。

Terraをプレイすると小鳥の「ひとりになりたくない」という気持ちは痛いほど伝わってきますよね。収穫祭に一緒に行く約束を大事に大事に抱えてるような子だし…ウッ…

(少し話逸れますが、この時点で両親がもう生き返らないことを理解してるように感じるんですが、頭に気持ちが追いつかなかったってことなんでしょうね)

ここでも、近くにいる人を好きにならずにいられない(もしくは精神的支えにしてしまう)小鳥の性質は大分出てます。まあ、これは小鳥に限らず当たり前の感情だけどね…

 

一旦小鳥と両親に話を移しますが、幼少期に両親の死を受け入れられなかった小鳥さんも個別ルートでは「道具」と割り切るまでに至ってました。

ここらへん時間をかけてゆっくりと絶望していったと思うんですが、同時に、小鳥の中でドルイドをやる見返りがどんどん両親からコタさんに変わっていって、心の支えも両親からコタさんに変わっていって、瑚太朗がどんどん大事になっていって、大好きになっていて…。

なんかこれって恋愛より家族愛に近い気がするんですよね。その人の性格がどうっていうより、いてくれるから好き、っていう。

 

それと、瑚太朗が明るく優しい性格に変わったのを見て、小鳥は自分の願望の発露なんじゃないか、と疑いを持ったけど、それが真実だったら心の支えがなくなるので目を逸らしてました。

目を逸らしながら、でも心の底では疑いながら、やっぱり優しくてそばにいてくれる瑚太朗に惹かれてしまって、その末の「大好きなんだもん」で、プレーヤーは号泣で、はあ、つらい

 

で!だ!ここまでつらつらと書いてきたことをリフレインすると「冷たい人間になろうとして、失敗してきた小鳥の人生」がなんとなく見えてきます!

遠ざけなきゃいけない理由があっても、そばにいると、好きにならずにいられない。同じ時間を一緒に過ごすほど、より好きになってしまう。

ほんとに、当たり前の気持ちだと思います。それを無理やり抑え込もうとしてできなかった小鳥を愛おしいと感じる瑚太朗の気持ちもほんっと ほんと HONTO それほんと わかる(わかる) #わかる !!!!!!!!!

わ か る !!!!!!!

 

ああ~~~~~~小鳥愛おしい…………愛してる……………

 

さっき小鳥の気持ちは家族愛に近い、って書きましたが瑚太朗→小鳥も最初はそんなだった(「そばにいてくれるから好き」っていう)(それはそれで素晴らしいものだと思いますが)印象があって、だから2人が「この人だから好き」ってなったのは個別ルート入ってからなような気がするんですよね。ここまで長かった、本当に…Hfの追いかけっこも長かった……まったくこたことは最高だな!最高です!!