7月26日
小鳥、誕生日おめでとう!コタさんが持ってるのは7月26日の誕生花です。
以前薄い本のあとがきで「幼少期に小鳥が一度だけマーテルに参加してその本質を見抜いた時、生きるの大変だろうなあと思った」と書いたことがあります。
世の中善意はわかりやすく表に出されて、悪意は隠されるものだからです。悪意、まではいかなくてもそういう「一部の人にとって得になる隠されたもの」にいちいち気付いて傷付いてたら本当にしんどいだろうなあ…。
でも、いちいち傷付いたり、目を背け切れないところが小鳥の愛おしいところであり、尊敬できるところであると思うのです。瑚太朗くんの事にしたって時々逃げながらも最後の一線は超えてなかったですしね。
ここで人類は衰退しましたのお祖父さんの「モラルだ、それは」を思い出して少し泣いてしまいます。突然別の作品の話を始めましたがロミオ作品は全て繋がってるので大丈夫です!未読の方はRewriteが10倍楽しくなるのでぜひ…!
ロミオさんの作品で度々描かれる、「人間性を失う一歩手前まで追い詰められて踏みとどまる人たち」は悲しいけれど光でもあるんです。だから、小鳥が人よりたくさんのものが見えてしまって、理解出来てしまって、その一つ一つに心が反応してボロボロになりながらもギリギリで踏みとどまる姿が好きです。
ずっと大好き!誕生日おめでとう。